住宅ローン控除(減税)という言葉、一度は聞いたことありませんか?
かんたんにいうと、住宅(居住用)を購入したら、最大13年間も、所得税(場合によっては住民税も)を安くします!というものです。
どれくらい安くなるかというと、原則、年末の住宅ローン残高の1%(最大)です。
ただし、住宅の取得等の対価の額又は費用の額が、年末の住宅ローン残高よりも少ないときは、その額の1%です。
なんだ、1%というなかれ、住宅ローン残高は、数千万円なので、その1%は数十万円です。
最大13年間も、数十万円も得する制度なのです。
13×数十万円=数百万円・・
すごいですよね。こんなお得な制度、他にあるかなとよく思います。
ざっくりいって、住宅を1割引きで、買えるようなものです。
住宅(居住用)を買うことによる優遇制度は、ほかにも、すまい給付金や、登録免許税の減額、不動産取得税の減額控除、贈与税の非課税など、たくさんあります。
一方で、住宅(居住用)を借りた場合、何か優遇されるかというと、ちょっと思いつきません。
住宅を買ってしまうと、住むところが固定されるという、リスクはあります。
しかし、住むところが固定される要因は他にもあります。
例えば、お子さんの校区を変えたくないとか、ご両親の近くに住みたいとか、勤務地の関係とかでしょうか。
そして、人気のエリアでは、売却しても、借金が、さほど残らないかもしれません。
うまくいけば、利益が残るかもしれません。
さらに、今は、住宅ローンの金利が非常に低いです。
住宅(居住用)を買うことをリスクと考える方もいらっしゃいます。
しかし、リスクをとれば、リターンがあります。
住む場所を固定するというリスクを取ることで、得られるリターンが、ご自身にとって、
何があるか、考えてみるといいでしょう。
なお、住宅ローン控除(減税)には、条件等がありますので、以下でご確認ください。