住宅ローン控除(減税)やすまい給付金について、紹介いたしましたが、実は、住宅ローン控除(減税)は2022年から、縮小されるかもという、話が出ています。
政府与党から発表された、令和3年度税制改正大綱に、関連する記述があります。
住宅ローン控除(減税)は、住宅ローンの金利負担を軽減するためのもの。
しかし、住宅ローン控除額が、住宅ローンの金利負担を上回っているケースが多い。
(お得すぎるということでしょうか。)
国民の納得できる必要最小限のものになっているか。
1%を上限に支払利息額を考慮して控除額を設定するなど、
令和4年度税制改正において見直すものとする。
とのことです。
この見直しは、これから、家を建てる(買う)人に、かなり大きい影響を与えます。
ところで、住宅ローンにかかる費用は、金利だけではありません。
手数料や保証料という名目で、費用がかかります。
金利が高くても、これらが安かったり、
逆に、金利が低くても、これらが高い場合もあります。
ですので、金利だけに着目するのではなく、これらの金額も、金融機関に確認してください。
見直しがされれば、金利よりも、団体信用保証の手厚さや、手数料などの費用負担によって、住宅ローンを選ぶことになりそうですね。