建設業許可・経営事項審査（経審）電子申請システム（ＪＣＩＰ）について、研修を受けてきました。
備忘のため記します。
令和５年１月より、建設業許可・経営事項審査（経審）電子申請システム（ＪＣＩＰ）の運用が始まりました。建設業許可などの申請書類は、都道府県によって、若干違いがありますが、ＪＣＩＰは全国統一のシステムのため、石川県では提出を求めていない書類もシステム上、必須書類となってしまうとのことでした。この場合代替ファイルを添付すれば良いとのことです。
gBizIDアカウントが代理人である行政書士のほか、申請会社も必要となります。
委任については、ＪＣＩＰ上で委任状を作成します。
手数料の納付方法は、証紙ではなく、金融機関のネットバンキングを利用します。石川県では、Pay-easy支払いのみとなります。
許可通知書・経営事項審査結果通知書はＪＣＩＰを利用した場合でも書面での交付となります。
経営事項審査の申請は準備中とのことでした。
書面での申請も従来どおり可能です。また、事業譲渡・相続の申請は書面申請のみとのことでした。
登記事項証明書、納税情報、技術者試験情報等のデータ連携（バックヤード連携というそうです）がなされ、これらの者類の提出が不要となります。
前回データの再利用やエラーチェック、自動計算がされます。
電子閲覧も運用が開始されるようですが、対象は電子申請されたものだけとのことです。
また、JCIPは、スマホからは利用できないそうです。
今後、さらに利便性が向上していくと、JCIPを始めとする電子申請は、必須のものになると思われます。
