いつ家を売るのが得か?
私の意見は、
「早い方がいい」
と思っています。
理由は、今はまだ、家を買うと優遇されるからです。
「は?買う時期ではなくて、売る時期を聞いているのに?」
と思われましたでしょうか?
それは、
買いたい人が多い=高く売れる
からです。
今のところ、家(築年数、床面積等の条件あり)を買うと、以下について、優遇制度があります。
- 登録免許税
- 不動産取得税
- 住宅ローン減税
- 固定資産税・都市計画税
- 売買契約書等の印紙税
- 贈与税の非課税
- すまい給付金
- その他自治体の補助等・・
他にもあるかもしれませんが、思いつくだけで、これだけあります。
これら優遇制度によって、家を欲しいと思っている人は、行動を起こしやすくなります。
そうすると、需要が高まり、高く売れるかもしれないからです。
これら優遇制度は、景気対策や、防災上(耐震)の理由から、長く続いてきましたが、今後どうなるかは、わかりません。
一方、石川県の人気エリアの多くでは、私は、土地の値段は、下がってはいないと感じていますが、いかがでしょうか?
12年程前、私は家を購入するため、住みたいエリアの、建売住宅や、土地の値段を、熱心に見ていましたが、今、その頃の値段では、到底買えません。
震災以降、人件費や材料費が高くなってしまったこともありますが、人気エリアに対する需要は、下がってはいないのでしょう。
この「下がってはいない」というのは重要で、
値下がりが続いている状況では、すぐにでも買おうと思っていた人でも、
底値になるまで、待ってしまう傾向があり、余計に値が下がります。
「下がってない」又は「少しでも値上がり続けている」状況では、
「待っていると損をしてしまう」という心理になり、需要が高まり、さらに値上がりしていきます。
とすると、今のところ、政策によっても、需要がしっかりと支えられ、「値は下がってない」、この状況は、
売るのには、いい時期だと私は思います。
相続した実家など、お持ちの方は、ご一考いただければ幸いです。