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不動産担保型生活資金貸付制度(リバースモーゲージ)

2020年4月15日

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不動産担保型生活資金貸付制度(リバースモーゲージ)

2020年4月15日

自宅を担保に生活資金が毎月借りられ、返済は亡くなった後でよい

各市町の社会福祉協議会が実施している、自宅を担保にし、生活資金を借り入れる制度を紹介いたします。

返済は、借入申込者が亡くなった後に、一括して行います。ですので、生前は、返済不要のため、全額、生活費に使えます。

いわゆるリバースモーゲージというものです。

要件は、

  • 住んでいる自宅の土地のみの資産評価額が1,000万円以上
  • 3年以上の貸付期間
  • 推定相続人全員の同意
  • 借入申込者が所有し、居住している不動産
  • 居住不動産に、用益権、担保権が設定されていないこと
  • 同居人に借入申込者とその両親、借入申込者の配偶者、及びその両親以外の同居人がいないこと。
  • 世帯全員が原則65才以上
  • 市長民税の所得割が課税されていない世帯

と、結構多いです。

ひと月に借りられる額は、30万円以内です。

ただし、貸付元利金が土地の評価額の7割に達してしまうと、もう、借りられなくなります。

連帯保証人が必要です。推定相続人の中から1名選ぶ必要があります。

その他、登記費用や不動産鑑定士による土地の評価費用や、不動産の処分費用等は、すべて借受人の負担になります。

なお、借受人が亡くなっても、同居している配偶者が、その契約を承継できる場合があります。

詳しくは、お住いの市町の社会福祉協議会へご相談ください。

  • この記事を書いた人

司法書士 山田達也

 昭和44年生まれ。3児の父。平成17年、石川県金沢市に、司法書士を開業し、平成30年に行政書士事務所、平成31年不動産を開業。マンション管理士、民事信託士等の資格を保有し、不動産及び財産管理に強い事務所を目指しています。「いきいき生きる」をモットーに、お客様の「生きる」を全力で、サポートします。

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